うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 夏の記者

夏の記者

夏の記者

「新聞社の記念企画で、地域の小学生の中から、夏の期間だけの臨時の特派員記者が十名募集された。その記者は<夏の記者>と呼ばれた」
(帯文より)
現在、情報流出とか真実の報道とか、情報・報道に関するニュースが毎日のように取りざたされている。この本は、主人公・佳代の視点で、新聞報道のあり方を真正面から描いた秀作だ。
児童書ではあるが、中高校生、大人にも考えさせられる内容だったので、YAのジャンルも加えた。
わたしだったら、いったいどちらを選んだだろう。
大人の理由。。。いちばん常識的で多くの人が納得して傷つかない選択。。。? 結論はでない。