うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 雪ぼんぼりのかくれ道

雪ぼんぼりのかくれ道

雪ぼんぼりのかくれ道

「からまつや」で暮らすおばあちゃんに会いたくて、奥野郷にひとりでやってきた果奈。今はたえてしまった雪まつりのことを知り、ある大切な願いをこめて、雪ぼんぼりを作りはじめます。ふしぎなうさぎを追って迷い込んだのは、神さまの通る「かくれ道」でした。」(表紙文より)

あとがきを読めば、物語の核になるものが見える。不思議物語だけではない、作者の明確な思いが、押しつけではなく読む方に静かに伝わってくる。
基本「です、ます」調は苦手だが、この物語には、よくあっていた。この作家さんの他の本も読んでみたいと思った。