うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 逢魔が時のものがたり

逢魔が時のものがたり (ティーンズ文学館)

逢魔が時のものがたり (ティーンズ文学館)

同作者の『雪ぼんぼりのかくれ道』がとてもよかったので、期待しながら読んだ。
逢魔が時に読んだせいだろうか。あっという間に読めた。
もちろん、期待はうらぎられなかった。
プロローグからエピローグまで5つの短編が織りなす摩訶不思議な物語。
ぞくぞくするような怪奇な話・・・と思いきや、意外にもハートウォーミングな展開で後味が良い。さすが児童書。
この作家さんが、一般向けの怪奇小説を手加減なしに書かれたら、本気で怖いだろうな〜と思った。読んでみたい。書いてください。