- 作者: 北大路公子
- 出版社/メーカー: 寿郎社
- 発売日: 2006/08/15
- メディア: 単行本
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山本文緒さんとの対談。「短文なのに読むのに意外と時間がかかる。隅から隅まで表現が凝っているので読み飛ばせない」
なるほど。だから完読に一週間もかかったのか。いわゆるうどんでいう「コシ」みたいなものがあるのだな。味は淡泊だが、よく練られている、とうどん県民は納得した。
『生きていてもいいかしら日記』↓より、のびのび書かれているように思えるのは、ブログという媒体であったからだろう。
タイトル「二番目に大切なもの」はエッセイというより、短編小説だった。ノンフィクションにおいても、かなりの筆力を感じた。ぜひ、ぐうたら生活を脱皮して(して欲しくない気もするが)本格小説に挑戦してください。