うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

夜の学校

夜の学校 (文研じゅべにーる)

夜の学校 (文研じゅべにーる)

「受験勉強にはげむ蘭は、六月のある夕暮れ、塾のバス停を乗りすごし、町はずれの野原に来てしまう。海岸にあるはずの灯台が、広い野原の真ん中にそびえ、蘭を誘うように長い影をのばしている」(表紙文より抜粋)
終わりが本当の始まりという物語。「日常生活は夜だけしかできない世界」という発想が面白かった。多元世界が舞台。