うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 古典落語の傑作101噺と江戸の暮らし

読んで味わう古典落語の傑作101噺と見て愉しむ江戸の暮らし

読んで味わう古典落語の傑作101噺と見て愉しむ江戸の暮らし

「商家のご隠居さんのナビゲートと色彩豊かなイラストで古典落語と江戸を愉しめる一冊」(帯より)
いつかどこかできいたことのある噺、初めて知る噺。どの噺も筋書きのみではあるが、充分、笑える。
江戸時代の市井の人々の暮らしが、ユーモアと風刺たっぷり、生き生きと語られている。
近年の欧米化によって、白黒はっきり分けてしまうのが正しいという風潮に染まってきた昨今だけど、もう一度、世間も人々も、心が柔軟(おおらか)だった日本を思い出してもいい頃かも。