- 作者: まはら三桃
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/09/11
- メディア: 単行本
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大正十五年創業、九州、福岡は飯塚にある菓匠「一斗餡」。炭鉱労働者の疲れた体を癒してきた老舗の自慢は、太っ腹に餡子を使ったという屋号に違わぬ、甘〜い和菓子たち、お店をのぞけば、ちょいと頑固な黒砂糖系の妹と、なんともチャライ上白糖系の兄が、今日もひともめしているようです。(表紙文より)
おいしそうな和菓子がたくさん出てきます。タイトルの三重丸は○の三重なのだけど、なかったので漢字表記しています。
兄妹の物語のようだけど、読んでみると祖母のカンミが兄のキャラより立っていました。和菓子作りの世界が新鮮で面白かったです。兄の北斗側からの物語もありそうです。それにしても漢字が多かった。