うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

風味三重丸

風味さんじゅうまる

風味さんじゅうまる

大正十五年創業、九州、福岡は飯塚にある菓匠「一斗餡」。炭鉱労働者の疲れた体を癒してきた老舗の自慢は、太っ腹に餡子を使ったという屋号に違わぬ、甘〜い和菓子たち、お店をのぞけば、ちょいと頑固な黒砂糖系の妹と、なんともチャライ上白糖系の兄が、今日もひともめしているようです。(表紙文より)

おいしそうな和菓子がたくさん出てきます。タイトルの三重丸は○の三重なのだけど、なかったので漢字表記しています。
兄妹の物語のようだけど、読んでみると祖母のカンミが兄のキャラより立っていました。和菓子作りの世界が新鮮で面白かったです。兄の北斗側からの物語もありそうです。それにしても漢字が多かった。