うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

うたう鬼 ~きつねの橋・巻の二~

 

『きつねの橋』に続く二巻目。

散る桜、重なる紅葉、静かに響く鬼の歌。平安の風景が美しい。

異世界と現の境目がまだ曖昧な時代のファンタジー

佐竹美保さんの挿絵も秀逸。

葉月と貞道のやりとりが微笑ましい。三巻が楽しみ。