うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 海の底

海の底 (角川文庫)

海の底 (角川文庫)

塩の街」(08・1・7)「空の中」(08・10・8)と読んできて、今回の「海の底」で、<自衛隊三部作>、めでたく読了です(^O^)/
巨大化したザリガニ?ロブスター?が人間たちを襲う!ありえない話なのに、細部が書き込まれているので、かなりリアルに感じられました。
ちょっと怖くて引き気味だったのですが、後半、子どもたちの心の葛藤や淡い恋の駆け引きなんかが加わってくると、「図書館シリーズ」への予兆みたいなものもあり、おもしろく読めました。
あ、それとスピンオフの短編が収められているという「くじらの彼」を再読したくなりました。こちらを先に読んでしまったために、内容はうろおぼえなのです。
この後は、図書館に予約してある「三匹のおっさん」を待つばかりです。人気本なので、いつ届くかわかりませんが楽しみです。