- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/06/23
- メディア: 文庫
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前回読んだのは およそ三年前。当時は、「図書館シリーズ」の読後で「自衛隊三部作」といわれる「塩の町」「空の中」「海の底」は未読でした。なので、冬原も夏木も望も光稀も知らなかったわけです。
以下、そのときの感想がこれ↓
☆2007年7月25日
『クジラの波(なみ)』ってなんだろうと借りたら、『クジラの彼(かれ)』でした。『図書館』シリーズから、ラブロマンス部分を取り出して、舞台を自衛隊に移したような短編集。直球なセリフは、読んでいて、ときどき照れてしまうけど、ここまで開き直って「胸キュン」(あとがき談)ですと、いっそさわやかかも。。。なのでした。
☆
三年後の現在もまったく同じような感想を抱いてしまったのが、おかしかったです。ただ、前回と違ったのは、登場人物に再会できたことが、とてもうれしかったこと。そして「ラブコメ今昔」が文庫化されれば、きっと買ってしまうであろう自分を予想できることなのでした。