うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 クジラの彼

クジラの彼 (角川文庫)

クジラの彼 (角川文庫)

再読です。文庫になっていたので購入しました。
前回読んだのは およそ三年前。当時は、「図書館シリーズ」の読後で「自衛隊三部作」といわれる「塩の町」「空の中」「海の底」は未読でした。なので、冬原も夏木も望も光稀も知らなかったわけです。
以下、そのときの感想がこれ↓
☆2007年7月25日
『クジラの波(なみ)』ってなんだろうと借りたら、『クジラの彼(かれ)』でした。『図書館』シリーズから、ラブロマンス部分を取り出して、舞台を自衛隊に移したような短編集。直球なセリフは、読んでいて、ときどき照れてしまうけど、ここまで開き直って「胸キュン」(あとがき談)ですと、いっそさわやかかも。。。なのでした。

三年後の現在もまったく同じような感想を抱いてしまったのが、おかしかったです。ただ、前回と違ったのは、登場人物に再会できたことが、とてもうれしかったこと。そして「ラブコメ今昔」が文庫化されれば、きっと買ってしまうであろう自分を予想できることなのでした。