借りぐらしのアリエッティ

徳間アニメ絵本31 借りぐらしのアリエッティ

（↑の画像は絵本です）
先に映画を観賞した人たちの感想が、「あまりジブリっぽくない」、「終わり方がすっきりしない」「なんだかなあ」だったものだから、なるだけ期待しないように行ったのだが、なんと予想に反して、すご〜く楽しかった。
床下に住む小人たちの「借りぐらし」が、どういうものなのか。
道具のひとつひとつにこだわりが見られ、アリエッティの家族の生活の細部にいたるまで、ていねいに描かれていて、職人芸を感じた。アニメーション映像の色合いも、全編に流れるやさしい女性の歌声も、映画のイメージにぴったりで良かった。
このあと本屋さんに直行。アリエッティの絵本を座り込んで読んでいる女の子に出会った。この子もきっと、映画を観て楽しかったんだなあって思った。「借り暮らし・・・」特集号のMOEを購入し、うきうきしながら家に帰った。