再読。『ハウルと火の悪魔』『アブダラと空飛ぶ絨毯』に続く姉妹編。
D・W・ジョーンズさんのハチャメチャファンタジーは、見事な幕切れにいつも魅了される。そして佐竹美穂さんの心躍るイラストとのコラボは、何度見ても最高! と思ってしまう。
米谷薫さんの<あとがき>に同じD.W.Jファンとして激しく共感を覚えた。
この作品は『アブダラ・・・』から十八年後、映画『ハウルと動く城』の後に出版されたものだ。
ダイアナさんは楽しんで書かれたという。
「読者のみなさんも同じくらい楽しんでくださることを祈っています」
(巻末:『読者のみなさまへ』より)
はい、もちろんですとも!
そのパワーは物語全体から<魔法>みたいに伝わって来ました。
楽しかったです。ジョーンズさん。ありがとう。