うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 キツネたちの宮へ〜シノダ!〜

キツネたちの宮へ (シノダ!)

キツネたちの宮へ (シノダ!)

「キツネ一族全員集合!! 何者かのたくらみで、キツネたちの秘密の儀式に足をふみいれてしまった信田一家、正体をかくして、ぶじにピンチをのりきれるのか」<帯文より>
先が知りたくて読むのが止まらなかった。
ユイ、タクミ、モエのきょうだいが、ついにキツネの世界に飛び込んでいく。最初の方はアニメ『千と千尋の神隠し』みたいで、ぞくぞくした。
今回は信田パパが、とてもりっぱだった。パパとママの子供のころ、イッチとサキの出会いの物語「魔物の森のふしぎな夜」をもう一度、読み直してみたくなった。パパはあの頃と、ちっとも変わっていない。
初登場? のおばあさんも、とても素敵だった。正体はなんとなくわかっていたけど、それでも登場の仕方は華麗だった。
夜叉丸おじさんは相変わらずちゃらんぽらんのトラブルメーカーだ。面白い人、いや、キツネなんだけど。シノダママと幼馴染の弥生さんも・・・。ママとの間で、納得できる話し合いがあったのでしょうね。