- 作者: 富安陽子,大庭賢哉
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2012/01/17
- メディア: 単行本
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先が知りたくて読むのが止まらなかった。
ユイ、タクミ、モエのきょうだいが、ついにキツネの世界に飛び込んでいく。最初の方はアニメ『千と千尋の神隠し』みたいで、ぞくぞくした。
今回は信田パパが、とてもりっぱだった。パパとママの子供のころ、イッチとサキの出会いの物語「魔物の森のふしぎな夜」をもう一度、読み直してみたくなった。パパはあの頃と、ちっとも変わっていない。
初登場? のおばあさんも、とても素敵だった。正体はなんとなくわかっていたけど、それでも登場の仕方は華麗だった。
夜叉丸おじさんは相変わらずちゃらんぽらんのトラブルメーカーだ。面白い人、いや、キツネなんだけど。シノダママと幼馴染の弥生さんも・・・。ママとの間で、納得できる話し合いがあったのでしょうね。