うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 願いのかなうまがり角

願いのかなうまがり角 (岡田淳の本―ファンタジーの森で)

願いのかなうまがり角 (岡田淳の本―ファンタジーの森で)

神戸新聞に2004年〜2009年連載 6編。『おじいちゃんの玉入れ』のみ2009年10月朝日小学生新聞掲載。全7編
おじいちゃんのとぼくの掛け合いが絶妙。何度も笑ってしまった。
一編一編の語り口が微妙に違うのは5年間に7編という時間の幅があるからだろう。
また田中六大さんのユーモアたっぷりの挿絵が、物語をさらに楽しくさせている。

☆本表紙裏に記載されていた岡田淳さんの既刊本のタイトルが懐かしかった。
『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』岡田淳さんと初めて出会った本。マイベスト3。
『放課後の時間割』おもしろい児童書のお手本みたいな本
『ようこそおまけの時間に』学校が舞台で異次元の世界。不思議ワールド。
『雨やどりはすべり台の下で』
『リクエストは星の話』
『二分間の冒険』イラストが岡田淳さんでないのが惜しい・マイベスト3。
『学校うさぎをつかまえろ』
『びりっかすの神様』
『ポアンアンのにおい』
『手にえがかれた物語』いかにも図工の先生らしい物語
『選ばなかった冒険』
『ふしぎの時間割』
『竜退治の騎士になる方法』
『フングリコングリ』
『カメレオンのレオン』
『シールの星』唯一、未読。図書館に予約中。

以上、偕成社の<ファンタジーの森で>シリーズ。
ちなみに超私的岡田淳さんの本・ベスト3の残り一冊は『扉の向こうの物語』である。
その他、心に残る本に『もうひとりのぼくもぼく』、続編が楽しみな本に『こそあど森シリーズ』がある。

児童書で好きな作家さんは圧倒的に女性が多いが、斉藤洋さんと岡田淳さんは別格である。