うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 はなとゆめ

はなとゆめ (単行本)

はなとゆめ (単行本)

平安時代のエッセイスト、清少納言が主人公。読後「枕草紙」を読んでみたくなる。
歴史的な事件も、語られる人物の視点によって、ずいぶん違った印象になる。
清少納言は、もっと現代的な女性をイメージしていたので、特に前半の内向的な清少納言の描写は少し違和感があった。もっとも男性作家さんが描く平安女子はこうなのかな、とも思う。