- 作者: 劇団ひとり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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図書館で予約してたのですが、予約したのを忘れたくらいまたされました。
初版は2006年なのですね。すごい人気です。
短編5作の連作で、ひとつの物語になっているというもの。
「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」「Overrun」「鳴き砂を歩く犬」
どれもきっちりオチがついたし、意外性もあって、楽しめました。強引にと思えるほどのまとめ方も、「終わり良ければすべて良し」って感じで、むしろ爽快でした。
ほろ苦い笑いと、人情と。。。どこか古典落語のような感覚をいだきました。「拝啓。僕のアイドル」など、創作落語にしたらおもしろそう。
ちょうどバタバタと忙しいときで、細切れでしか読めなかったのが残念。
この本は、いっきに読むべき本だと思いました。