うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 風に顔をあげて

風に顔をあげて

風に顔をあげて

著者:平 安寿子

最後まで、さらさらと読めた。後半急いでまとめに入った感があった。予定調和的な終わり方だが、読者をうらぎらない前向きな読後感は好み。
うれしかったのは、主人公の風実という名前。父親が名づけたのだろうと想像しながら読んでいたのだが、裏付ける記述があったのでうれしかった。