うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 空と大地と虹色イルカ

空と大地と虹色イルカ (学研の新・創作)

空と大地と虹色イルカ (学研の新・創作)

「海のかなたから七色の光が走ってきた。光は海をまっ二つに切りさき、空へと大きくジャンプした。イルカだった。ひと夏の少年たちのぎらぎらする冒険をえがく」〜帯文より〜
空と大地はいとこ同士の六年生。夏休み、空が大地の家にやってくる。なかなかうちとけられないふたりを、オジイは漁に連れて行ってくれる。
そこでふたりが出会ったのは。。。
クライマックス、鮫との攻防戦が迫力あった。オジイが主人公? と思うくらいカッコよかった(笑)
個人的には、ラストが少しまとめ過ぎかなと思った。もう少し余韻を残した終わり方でも良かった気がする。中学年の子供たちに、お勧め。勇気と元気をもらえる本。