うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 マキとショウマ

マキとショウマ―千年をとんだ少年陰陽師 (ホップステップキッズ!)

マキとショウマ―千年をとんだ少年陰陽師 (ホップステップキッズ!)

「たった6日間だけど、あたしはその子といっしょにいた。その子は千年前の時代からやってきた同い年の少年陰陽師」(帯文より)
主人公の深沢マキ、11歳の一人称で物語は始まる。お父さんは小説家、おかあさんはジャーナリスト。両親の離婚によって兵庫県の田舎に住むことになる。そこでタイムスリップしてきた少年陰陽師ショウマと出会う。
中学年向けなのですぐに読めた。続編もありそうな気配。千年前から来た少年とふつうに会話しているところにもうひと工夫リアリティが欲しかった。かの「ドラえもん」には、「ほんやくこんにゃく」という便利なアイテムがあったことを思い出した。