うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

キャットとカレージャス号の陰謀

キャットとカレージャス号の陰謀 (キャット・ロイヤルシリーズ)

キャットとカレージャス号の陰謀 (キャット・ロイヤルシリーズ)

『キャット・ロワイヤル』シリーズ四巻。シリーズの中で一番おもしろかったと思う。キャットは相変わらず勇敢でたくましい。どんなピンチもチャンスに変えてしまう。
キャットを取り巻く男子がそろって個性派揃いなので、彼らの成長も合わせて楽しみになってきた。特に一巻二巻では、かなりのヒール役だったビリーがなかなかおもしろい変化を見せている。9巻の壮大なシリーズになる予定らしいので、まだまだ前半の終わりといったところ。長い目で読んでいきましょう。

「18世紀末を時代背景に、ロンドンの町を疾走する主人公キャットの活躍を描いた歴史物<中略>本書では何者かに捕えられたキャットが、軍艦に乗せられ、水夫として大西洋を渡ります。行く先は新大陸アメリカ。後にひかえる続巻では、ジャマイカへ舞台を世界に広げて、キャットが襲いくる難題に挑みます」(表紙文より)