うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 翼の帰る処 3・下〜歌われぬ約束〜

「皇帝の策略によって罠に陥ったヤエトは、ルス公当主ライモンドと対面し、逃亡した商人を引き渡すように要請する。要求は受け入れたられたものの、無理がたたって倒れてしまうヤエト。からくも北領に戻るが、皇帝の策略を阻止するため、ヤエトは無理を押して再び北方へ向かうことを決意する。それを決断させた裏には(過去視)の力で出会った謎の少女・ルシルの願いを聞き入れたいという思いがあり・・・」(扉文より)

読む順序を前後してしまったが、違和感なく読了。時を行きつ戻りつする南国のお方みたい・・・などと、自己満足もはなはだしい。(笑)
主人公ヤエトを取り巻く人々は、みんなヤエトのことがとても大切で、いつもハラハラしながら見守っているのだなあ。ヤエト自身はこの幸福に気づいてるのかいないのか。図書館に予約中のシリーズ4下巻が待ち遠しい。