うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 さらさらさん

さらさらさん (一般書)

さらさらさん (一般書)

言ってみれば、これは「個展」のような本です。<中略>なんだかあてのない旅に出て、あちこち衝突してずっこけている旅行記みたいな気もしています。(はじめに〜ネバーエンディングなおしゃべりの旅〜より抜粋)


『困っているひと』『シャバはつらいよ』の間に出版された本。二作と違って、筆者の本音の部分が多く語られている気がした。
糸井重里重松清乙武洋匡、川口有美子氏との対談が心に残った。
特に川口氏の「生きのびるための女子会」は尊厳死について深く考えさせられた。


川口:リビング・ウィル尊厳死の宣言書)など<中略>すごく危ないと思っています。患者の気持ちは揺れるのに。(本文より)