うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 2014年 心に残った本 

今年もあと一週間を切りました。大人になってから、月日のたつのはなんて早いのでしょう
・・・て、昨年も書いてましたっけ(笑)
毎年恒例の「心に残った本」ですが、児童書と一般書。一般書はエッセイと小説に分けて選びました。順位はつけていません。

<児童書 6冊>

『かさねちゃんにきいてみな』有沢佳映
『月の上のガラスの町』佐藤さとる
『机の上の仙人』佐藤さとる
『頭のうちどころが悪かった熊の話』安東みきえ
『ブルーとオレンジ』福田隆浩
『銀狐騒動変化城』田中哲弥

佐藤さとるさんの本、ひさしぶりに読みました。物語の流れる時間の緩やかさや、言葉の奏でる温かな旋律が、慌ただしい日常の中でホッとするひとときをくれました。
今年はファンタジー好きな私にはめずらしく、というか、外国のファンタジー作品が一冊もないというのは驚きです。


<一般書エッセイ 7冊>

『明日は、いずこの空の下』上橋菜穂子
『物語ること、生きること』上橋菜穂子
『アンのゆりかご』村岡恵理
村岡花子エッセイ集 腹心の友たちへ』村岡花子
『枕もとに靴』北大路公子
『仕事道楽 新版』鈴木敏夫
『困ってるひと』大野更紗

人生でいろいろ迷いがあるとき、エッセイを読むと、筆者の生き方や考え方から良いヒントを得ることがあります。それが大好きな作家さんであればなおのこと、ノンフィクションであるぶん、小説とはまた違った感動を受けたり、相乗効果で小説をより深く読めるという福音があります。今年は素敵なエッセイにたくさん巡り合え幸せでした。


<一般書小説 6冊>

『白蓮れんれん』林真理子
『はなとゆめ』沖方丁
荒神 上下巻』宮部みゆき
『鹿の王 上下巻』上橋菜穂子

NHK朝ドラの『花子とアン』の影響で林真理子さんの小説を読みました。エッセイも良いですが、小説もファンになりました。これからも読んでいきたいです。
荒神』やっぱり宮部みゆきさんはすごいです。年末年始にかけて『ソロモンの偽証』を読み始めました。来年もなかなか読書の時間がとれそうにないので文庫本を購入しました。先は長いですが、じっくり読んでいきたいです。
『鹿の王』は細切れながらも、いっきに読みました。再読必須です。上橋菜穂子さん、エッセイとともに今年はたっぷり読書させてもらえました。来年以降の活躍も楽しみ。『守り人』のドラマ化も期待大です。


☆☆☆

本は図書館で借りる派だったのですが、最近は購入するのもいいかな、と思うようになりました。『荒神』『鹿の王』は購入して良かったと思っています。期限切れを心配しなくてすむのがいいですね。なので、これからは購入本が増える予感がします。


では来年も、みなさまにとって、

幸せな読書年になりますように(*^_^*)v