すぐ死ぬんだから 作者: 内館牧子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/08/23 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログ (2件) を見る 「愛しい」と書いて「かなしい」と読む。初めて知った。 個人的には「いとしい」と読むほうが好き。 が…

作り直し屋 十年屋と魔法街の住人たち 作者: 廣嶋玲子,佐竹美保 出版社/メーカー: 静山社 発売日: 2019/04/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 今回は作り直し屋のツルさんが主人公。 困っている人たちには、ほのぼのとやさしく、でも曲がった…

いくつになっても トシヨリ生活の愉しみ 作者: 中野翠 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/06/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 副題は「トシヨリ生活・・・」となっているが、中身は明るくて前向き。若々しい。 アイボと暮らしているな…

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂11 作者: 廣嶋玲子,jyajya 出版社/メーカー: 偕成社 発売日: 2019/04/20 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログを見る 図書館で借りているため、出版順ではなく既刊をランダムに読んでいる。 今回は最新刊、知らない…

ベルリンは晴れているか (単行本) 作者: 深緑野分 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/09/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る びっしりと埋まった小さな活字、分厚い一冊のハードカバー。 ひさしぶりに大作を読んだと思った。 歴史…

未来 作者: 湊かなえ 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2018/05/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 登場人物に同化してしまうと、あとがしんどいことになってしまう予感？がしたので、第三者の目を持つよう意識して読んだ。 伏線の回収…

海辺の町の怪事件 (ステラ・モンゴメリーの冒険 1) 作者: ジュディスロッセル,Judith Rossell,日当陽子 出版社/メーカー: 評論社 発売日: 2018/12/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 挿絵はイラストレターでもある作者が描いたそうだ。 全編ハ…

鬼よぶわらべ歌 作者: 廣嶋玲子,おとないちあき 出版社/メーカー: 小峰書店 発売日: 2019/04/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 鬼とわらべ歌の取り合わせ、この温度差が怖い。 怖いけど、おもしろい。さすが廣嶋玲子さんなのです。 救われる…

いい女、ふだんブッ散らかしており 作者: 阿川佐和子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2019/01/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る エッセイスト、インタビュアー、女優、そして、良き娘であり奥様でもある阿川さん。 重くなりそうなエ…

中川李枝子 本と子どもが教えてくれたこと (のこす言葉KOKORO BOOKLET) 作者: 中川李枝子 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2019/05/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 絵本との出合いから保母・母・作家としての道程。 石井桃子さんとの温か…

この先には、何がある? 作者: 群ようこ 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/02/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る すべての著作を読んだわけではないが『午前零時の玄米パン』以来だから読者歴としては長い。 三十数年の時系列に群さんの変…

マリコを止めるな! 作者: 林真理子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/03/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 反論の矢が飛んできそうな意見でも、率直に言い放つ。 仮面をつけない作家・真理子さんのパワー全開。 私的には元気を出した…

むこう岸 作者: 安田夏菜 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/12/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 山之内和真、佐野樹希それぞれの十二歳の春。 「生活保護法」に着眼点を置いた異色の児童文学意欲作。 読後、タイトルの「むこう岸」の意…

ポストのポス 作者: satoco,松本えつを 出版社/メーカー: CHICORA BOOKS 発売日: 2018/11/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 前半はほのぼのと読んでいたが、後半の意外な展開にしんみりと本を閉じる。

ふようどのふよこちゃん おやまはだいじ 作者: 飯野和好 出版社/メーカー: 理論社 発売日: 2018/09/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 躍動感のある絵や文章が、本から飛び出してきそう。 自然を守ろう、大切にしよう、のメッセージが力強く響…

ほしじいたけ ほしばあたけ (講談社の創作絵本) 作者: 石川基子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/09/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 図書館の書架。タイトルと表紙画に惹かれ借りる。 料理の内では縁の下の力持ち的存在の干しシイタ…

おれからもうひとりのぼくへ (おはなしガーデン 53) 作者: 相川郁恵,佐藤真紀子 出版社/メーカー: 岩崎書店 発売日: 2018/08/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る パラレルワールドに迷い込んだ「おれ」。 いわゆる入れ替わりの物語。一人称で読…

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂3 作者: 廣嶋玲子,jyajya 出版社/メーカー: 偕成社 発売日: 2014/08/22 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログを見る ふしぎ駄菓子屋 銭天堂7 作者: 廣嶋玲子,jyajya 出版社/メーカー: 偕成社 発売日: 2017/02/22 メ…

100年たったら 作者: 石井睦美,あべ弘士 出版社/メーカー: アリス館 発売日: 2018/11/10 メディア: 大型本 この商品を含むブログを見る ふたつの魂の転生。始まりはライオンと鳥から。 生き物に限らず自然の風物や黒板やチョークに至るまで宿り流転。１００…

れいぞうこのおくのおく 作者: うえだしげこ 出版社/メーカー: 教育画劇 発売日: 2018/10/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る チーズくんの奮闘ぶりが楽しい。思わず応援したくなる。 かにさんとのじゃんけん勝負、笑ってしまった。 チーズくん…

魔女ののろいアメ (PHPとっておきのどうわ) 作者: 草野あきこ,ひがしちから 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2018/10/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る アメっていろいろな色や味があって子供は大好き。 でも油断大敵、そこにはわる～い…

梟の一族 作者: 福田和代 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/02/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 誰が味方か敵か、梟一族の特質とシラカミとの関連性とは？ 先が知りたくて、最期までいっきに読んだ。 主人公・史奈は、梟の長となるべく…

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂2 作者: 廣嶋玲子,jyajya 出版社/メーカー: 偕成社 発売日: 2014/01/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 同じ作家さんの『十年屋１・２』がとても面白かったので、以前から気になっていた『銭天堂』シリーズに挑戦するこ…

猫の惑星 作者: 梶尾真治 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2015/10/08 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログを見る タイトルとイラスト、帯の「冒険ファンタジー」の文字に惑わされてしまった。 前半はゆっくり、後半はぎっしりの感。…

ブロードキャスト 作者: 湊かなえ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/08/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る さわやかな幕切れ、未来志向の青春ドラマ。今までとはちょっと違う感じの湊かなえさん。新鮮でよかったです。続編も読…

一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書) 作者: 樹木希林 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/12/20 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 第６章の「出演作品のこと」、演技者・樹木希林さんの真摯な姿が印象に残る。 テーマごとにカテゴライ…

つくられた心 (teens’best selection) 作者: 佐藤まどか,浦田健二 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2019/02/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ＜ネタバレ注意＞ 近未来が舞台。AIの実用化で躍進的に便利になった世界。 その技術は学校の現…

ポーン・ロボット 作者: 森川成美,田中達之 出版社/メーカー: 偕成社 発売日: 2019/02/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 森川茂美さんのＳＦ、新鮮で面白かった。 本当にこんなことが起こったら怖いな～と思いつつ、最後はなんとか危機脱出（…

ぼくは本を読んでいる。 作者: ひこ・田中 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/01/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 児童文学の名作「小公女」「あしながおじさん」。主人公のルカ・五年生の感想を新鮮に感じつつ、自身子供時代の感動を懐…

十年屋 2 あなたに時をあげましょう 作者: 廣嶋玲子,佐竹美保 出版社/メーカー: 静山社 発売日: 2019/02/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る １巻に続き２巻を読んだ。１巻でも書いたが１話１話の長さがちょうどよい。話によってアングルがくる…