うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 アルテミス・ファウルⅢ 永遠の記号 

アルテミス・ファウル  永遠の暗号 (角川文庫)

アルテミス・ファウル 永遠の暗号 (角川文庫)

再読。文庫版。ストーリーは単純明快。そのわりに読後、お腹いっぱいになるのは、巧妙なプロットと捻りを効かせたアイルランド流(?)皮肉の応酬のせい。
雰囲気的には子ども版007なのだが、設定はハイテク技術を持った妖精集団LEPと天才的犯罪少年アルテミスの攻防戦、あるいは素直でない友情。全体はいたってファンタジックな仕様なのです。初めて一巻を読んだとき、まさか文庫本を購入してしまう自分がいるとは思いませんでした。一度、ハマるとこの世界がクセになってしまう、好みがはっきりわかれてしまうかも、のシリーズ。