うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 神さまのすること

神様のすること

神様のすること

淡々と本音を書いているように読めるが、実際は「後悔すること」を数え切れないほど抱えた上で、たどり着いた文章だろう。あえて至らなかった部分を(そう思っている部分を)、さらけ出すことで、母親に対する懺悔ともとれる独白と思える。同じ世代として、切実で避けて通れない道。老いとはなにか、生きるということは・・・。いろいろ考えさせられた。