うたたね日和♪読書メモ

本との出会い徒然に

 獣の奏者 〜完結編〜

獣の奏者 (4)完結編

獣の奏者 (4)完結編

ひさしぶりに本を読んで泣きました。
こうなることは、わかっていたような気がしていたのです。それでも認めたくなくて万感の思いが胸にせまってきました。
本当に人間は、戦うことをやめられない生き物なのでしょうか。まるで昨今の世界情勢を予見するかのようなエリンの言葉が印象的です。
もしエリンが<神々の山脈>の<残った人々>を探求する旅を選んでいたとしたら?
王獣と闘蛇の生態が、もっと早く突き止めてられていたら?
でも、物語は終わってしまったのです・・・
・・・と、しんみり、していたのですが、
そうだ! まだ<外伝>がありました!
それに、本を読めばいつだってまたエリンやリランたちに会えるのです。

これが読書のいいところかも。。。